AI時代に真価を問われる「Issue」「Why」「What」 〜 ボトムアップ文化における認証認可領域の意思決定の実践 〜
概要
昨今、AI-DLCなどAI活用を前提とした開発プロセスが台頭し、プラットフォームエンジニアリングの領域にも大きな変革をもたらしています。 多くのカンファレンスでは「AIを組み込んだ開発プロセスをどう構築するか」といった「How(手段)」に焦点が当たりがちです。 一方で、自動化されつつあるAI時代において、プラットフォームエンジニアリングを含めたエンジニアリングに求められているのは、その前段にある「課題は何なのか(Issue)」「なぜ作るのか(Why)」「何をつくるのか(What)」を定義する力だと考えています。 本セッションは、下記のような課題を抱えている方へ解決策を提供する内容となっております。 - ボトムアップ文化の組織にいるが、意思決定の速度がボトルネックに感じている - AIを使った開発プロセスを実践しているが、成果(アウトカム)に直結しているか判断がつかない ボトムアップ文化はトップダウンと対比され、メンバーの自律性を促す好ましい状態として扱われます。 しかし、AIによって実装速度が飛躍的に上がったため、ボトムアップ特有の「合意形成による意思決定の遅さ」は大きなボトルネックとなり、影響範囲の広いプラットフォームエンジニアリングにおいては致命的な足かせとなり得ます。 また、AIによる開発手法でアウトプットは増えたものの、開発者向けエコシステムはエンドユーザー向けプロダクトと同等の速度で仮説検証ができず、結果として技術負債だけが蓄積していくケースも散見されます。 本セッションは、これらに対する突破口として、いかに強力に Issue/Why/What を定義し、組織を動かすかについてSmartHR の認証改善のプロジェクトでの実践例を交えて解説します。 具体的には「巨大なモノリスから認証認可の機能をマイクロサービスのコンポーネントとして切り出す」という、技術的にも組織的にも難易度の高いケーススタディを取り上げます。 セッションの構成は次のように考えております。 - AI時代の開発プロセスとプラットフォームエンジニアリングの課題 - Issue に対して共通認識を形成するためには - Issue に対する Why / What の定義 - 実践:巨大モノリスからの認証認可機能の切り出し - まとめ
開発プロセスボトムアップカルチャーAI
スピーカー

DMM.com に 2022年 に新卒入社 1. 認証認可の開発・運用に従事 2. 開発生産性を向上するための仕組みの開発・運用に従事 SmartHR に 2024年 に入社 1. エンドユーザー向け機能であるHR アナリティクスの開発に従事 2. SmartHR のプロダクト基盤の権限機能開発に従事 3. 現在、認証・認可領域の改善プロジェクトに従事 ビジネスと技術の両方を考慮しながらエンジニアリングすることが好きです。 プラットフォームエンジニアリングを得意領域とし、特に認証認可領域を起点として組織を構築することが得意です。