サービスと、スケールと、ログと
Stories(実践事例)日本語 - Japaneseプラットフォームエンジニア - Platform Engineerアプリケーション/プロダクト開発者 - Developer
概要
サービスの規模が大きくなればなるほど、ログというデータの価値は上がります。私たちのプロダクトも成長を続けるなかで、障害の調査でも、機能改善の分析でも、ログが頼りになる場面が増えていきました。もっと自由に、もっとリアルタイムにログを見たい、という要望も強くなっていきました。 同時に、機微な情報を含むデータとして、その扱いの責任も重くなります。つまり、ログ基盤の重要度がこの数年で確実に高まったのです。 ところが、以前のログ検索はその重みに追いついていませんでした。検索のパフォーマンスは物足りず、いま出ているログと過去のログをひと続きに追うことができないなど、気軽に調べられる状態ではなかったのです。 そこで私たちは、開発者が使うログ出力の仕組みの見え方は一切変えないまま、その裏側のログ基盤を刷新しました。ポイントは、まさにこの「見え方を変えない」制約です。結果として、アプリ開発を含む各チームのエンジニアが、必要なログに気軽にたどり着けるようになりました。 本セッションでは、この刷新をどう設計したのか、リアルタイムと分析をどう分けたのか、コストの置きどころ、そして運用してみて見えてきた課題までを話します。スケールとともに存在感を増すログ基盤にどう向き合うか、その実例として残したいと思います。
ObservabilityLoggingSelf-Service
スピーカー

杉本 浩平 / Kohei SUGIMOTO
株式会社MIXI みてね事業本部 SRE
SIer、保育スタートアップを経て、2022年4月株式会社ミクシィ(現MIXI)に入社。『家族アルバム みてね』にてSRE、PFE領域、そのほか諸々の改善に取り組む。